司書講習への道~After~

司書資格取得後の図書館勤務生活について書きます

退職しました。

こんばんは。

予定通り職場を先月末で退職しましたので、今日は憧れの退職エントリー現在の心境な

どを綴ってみたいと思います。

 

前回のエントリーでも書きましたが、退職理由は「忙しくて体力が持たなかったから」

です。

辞める前に怪我で2か月間休職しており、怪我の他にもいろいろと心身に症状が出てき

ておりました。(毎朝背中や腰や腕など体のどこかが痛くなる、頭痛、吐き気、電磁波

アレルギーでPC、スマホ、電話使用で手や背中が痛くなるなど)

 

休職しているうちにそれらの症状は治まり、現在は怪我の後遺症?以外はほぼなくなっ

ています。

また、毎日あれほどしんどかった身体が、今はうそのように楽になっています。

 

これらは大変喜ばしいことですが、辞める際に職場の同僚嘱託のみなさんからいただい

た色紙を眺めていると、「もっと一緒にお仕事したかった」「もっとお話ししたかっ

た」「新担当で一緒に仕事するのを楽しみにしていた」などと書いてあることが多く、

それは私も同じなので、「惜しいことをした気分」がこみあげてくるのがどうにも止め

られないのが現在の困ったことです。。。

 

かといって元のシフトに戻れるかというと、戻れないのは明白なので、辞めたことに

後悔はありませんが、辞める前に「週2から復帰できないか」とか「体調が完全に治る

までは様子見をしながら週3勤務にしてもらえないか」などといったん交渉してみても

良かったのではないか、と思ったりはしています。

 

事前にもそれは考えてはいたのですが、もし新たに制度を作って週2勤務をやってもら

っても続かないかもしれない、続く保証はできないと思ったので、結局提案はせずじま

いでした。

ただ、こういう小さな働きかけの積み重ねが社会や組織を動かしていくということもあ

ったかもしれないと思うと、やってみる価値はありそうでした。

 

しかし、辞めると伝えた際、会社側から、「休職期間はまだあるのだし、もっと休んで

から考えても良いのではないか」と引きとめられたのを振り切って辞めると決意した時

には、もう会社のいろいろな仕打ちに耐えられなくなっていたので、やはり仕方ありま

せん。なにより怪我で休職中に、欠勤分や社会保険料として給料1か月分に相当する大

金を振り込めと言われたことが、一番退職の決意を後押ししました。

 

復帰したらまた地獄のシフトとシフト調整地獄が待っている、というのも、とても復帰

する気になれなかった原因のひとつです。

図書館という施設で、早い者勝ちの弱肉強食理論がまかり通っていることが、どうして

も私には受け入れられませんでした。

 

慣れというのは恐ろしいもので、どんなに信じられないような事態でも、慣れてしまう

と受け入れて過ごせるようになってしまいます。DV被害者のように。。

感覚を鈍らせるのは人間の生存のための適応なのですが、これに適応してしまうと図書

館で働くことにおいての大事な何かが失われる気がしました。

 

利用者から見ると色々整ってはいたのですが、あちらこちらにそういう事態が散見さ

れる職場でもあったので、「慣れたくない」と思うことは多々ありました。

しかし日々分単位のシフトに組み込まれて忙しく働いていると、どうしてもそう思い通

りにはいかないもので、気が付くと、いやだと思っている対応を自分がしてしまってい

たりもしました。。

 

そういうことにもほとほと疲れていたので、やはり今はこれでよかったと思います。

復帰したとしたらまた仕事を乗り切るだけで精一杯の日々になるのは目に見えていまし

たし。そうなると仕事しながら職場に交渉や抗議するような気力・体力は残っていませ

んし。

 

というか、そう思うためにも、これからまた進んでいくしかない、という心境です。

 

図書館を辞めてしまったことで図書館の実務経験をする機会は失われてしまいました

が、代わりに時間はできたので、この機会にずっと疑問に思っていたことなどをじっく

り調べてみようと思います。

 

いろいろ分かったことなどはまたここで書きたいと思います。

 

仕事に関しては全く無収入になるのは心もとないので、なんとかしたいところですが、

現在は校正の体験講座に申し込みしたくらいで、まだ何も具体的には決まっていませ

ん。結婚しているので現在は夫の収入で暮らしています。ありがたや、夫。。

 

明日になったら市役所に行って国民健康保険証を申請し、入手次第医者に行き、傷病手

当の申請書を書いてもらって書類をそろえ、傷病手当を申請する予定です。

(保険証は週末になる前に返してしまったので日曜日の現在、無保険状態。。。)

1か月後には傷病手当がもらえる予定なので、しばらくはそれでしのぐことになるか

と思います。いったん就職してしまうと手当が打ち切られてしまい、症状が再発したと

しても手当は出ないらしいので、次の仕事復帰は注意深く決めたいと思います。

(ちなみに給与の3分の2がもらえます)

うかつに復帰してぶり返したりしたら今度こそ保証はありませんので。。

(退職日にあいさつ回りで出勤すると働けるとみなされて傷病手当が出ないことと言

 い、日本の福祉は本当に意味不明な落とし穴だらけです)

(しかも会社も市も保険協会も誰もそんなこと教えてくれません)

(ネットで知り、保険協会に電話して確かめて初めて教えてくれました)

(あいさつできるからって働けるとは限らないじゃないですか、この理論、本当に

 変。屁理屈つけて福祉の出費をできるだけ削りたいからとしか思えません。)

 

あと会社を辞めたらぜひしてみたいことは、心身をいやすための保養旅行、「リトリー

ト旅行」や「湯治」ですが、これもまだ具体的には決まっていません。。。

是非実現させたいと思います。

実現したらまた書きたいと思います。

 

それでは今日はこのへんで。